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SDGsの取り組み

Sustainable Development Goals
福祉法人 尚恵学園のSDGs宣言
社会福祉法人 尚恵学園は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
社会福祉法人 尚恵学園は茨城県土浦市を拠点とし、「共生」の運営理念のもと60年余り、利用者の方々の状況に応じて柔軟に利用いただける障害福祉サービスをご提供してまいりました。私たちの事業活動がSDGsの目標達成に大きくかかわると考え、これからも各事業所の活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組んでまいります。

社会福祉法人 尚恵学園
理事長 住田 福祉

SDGs(Sustainable Development Goals)とは

Sustainable Development Goals
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことで、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの国際目標です。

「地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、「貧困」「健康と福祉」「教育」「働きがい」「気候変動」など17の目標と169のターゲットで構成されています。

SDGsは発展途上国のみならず先進国自身が取り組むユニバーサルなものであり、日本でも積極的に取り組まれています。

SDGsの17の目標

17の持続可能な開発目標「SDGs」
障害者福祉のSDGs

障害者福祉が取り組むSDGsとは?

SDGsが掲げる「誰一人取り残さない持続可能な社会」と、厚生労働省が掲げる「障害のある人も普通に暮らし、地域の一員としてともに生きる社会づくりをめざす」という考え方はとても親和性が高く、障害者福祉サービスは、その事業活動自体がSDGsの目標達成に深くつながっています。
業種イメージ

障害者福祉に期待される3つの目標(SDGsの目標)

次の3つのSDGs目標に対して、障害者福祉の取り組みに期待が寄せられます。
目標4:質の高い教育をみんなに
目標4:質の高い教育をみんなに
障害者福祉サービスを提供する事業所は、「子ども、障害およびジェンダーに配慮した教育や職業訓練の場を提供する」役割を担っています。障害のある人が、住みなれた地域や住まいで自立した生活が送れるよう支援します。
目標8:働きがいも経済成長も
目標8:働きがいも経済成長も
人材不足が課題となっている福祉・介護業界は、多様な人材が働きやすい職場環境の改善に取り組みつつ、サービスの質を高める研修・教育も行う必要があります。
仕事と子育て・介護などのライフスタイルの変化に対応した雇用ルールへ改善していくことで、やりがいをもって安心して働ける職場をつくります。
目標11:住み続けられるまちづくりを
目標11:住み続けられるまちづくりを
福祉・介護業界は電力など消費エネルギーが多く、環境保全や経費を抑えるために省エネルギーに取り組む必要があります。施設内の照明のLED化、エアコン使用量管理などの省エネの実施や、フードロス低減をめざします。SDGs目標「7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や「12. つくる責任 つかう責任」も該当します。
社会福祉法人 尚恵学園が取り組むSDGs
当法人では、職員一人ひとりが障害者福祉サービスとSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。

取り組み1

組織体制 目標8、9、11、13、16、17

【内部管理体制】

職員全員で経営目標を達成するために、各専門部署との協力・連携を大切にしています。
<具体的な取り組み>
  • 「共生」の運営理念に照らし合わせて業務が遂行されているか、業務の振り返りチェックシートを用いた自己評価を実施しています。
  • 事業計画および部署の運営方針についても、運営理念に基づいた内容としています。

【法令遵守】

情報セキュリティ対策および個人情報保護の徹底により、法令遵守の体制を構築しています。
<具体的な取り組み>
  • 関係法令に基づいたシステム(虐待防止委員会、身体拘束適正化委員会等)が構築されており、定期的に会議を実施しています。
  • 法令に従い、安全運転管理者による、運転前のアルコールチェックを実施しています。
  • 専門業者に情報セキュリティをフォローしてもらう体制をつくっています。

【ステークホルダーとの対話】

当法人の福祉サービスにかかわる方々とパートナーシップ協定を結ぶことで、企業価値をお互いが高める連携体制を構築しています。
<具体的な取り組み>
  • 地域における福祉関連の会議等に積極的に参加しています。
  • 茨城県および近隣市町村の人材育成に資するため、研修の講師等を派遣しています。
  • 実習生の受け入れを通して、法人の理念および活動が地域全体に広がるように伝達しています。
  • 全国および茨城県、土浦市等の関連団体に参画し、交流および福祉事業の価値を高める取り組みをしています。

【社会的責任】

当法人が社会におよぼす影響を考え、当法人のみならず地域の福祉人材の育成、地域の子どもたちの健全な成長に寄与する活動に取り組んでいます。
<具体的な取り組み>
  • 子どもの登下校時の見守り、通学路のパトロールの実施
  • 「子ども110番の家」活動の実施
  • 「みんなが「安心して暮らせる地域づくり」を担う人材を」という文書で、研修に対する基本的な考え方を示しています。
  • 「尚恵学園の理念を世の中に広める」という考え方で、地域に向けた情報発信を行っています。
  • 保育士、社会福祉士の実習生を積極的に受け入れることで、地域で社会福祉に貢献する人材育成に寄与しています。

当法人が環境におよぼす影響を考え、リサイクル活動の推進、ペーパーレス化を推進しています。
<具体的な取り組み>
  • 段ボール、プラスチック製品などのリサイクル活動をご利用者との活動を通して取り組んでいます。

災害時は地域の支えになるような取り組みをしています。
<具体的な取り組み>
  • 太陽光パネルを設置するとともに、電気自動車を2台導入、災害時の非常電力として活用できる備えをしています。

【災害や事故などのリスクへの備え】

ハザードマップ、防災計画を策定し、定期的な訓練を実施しています。
<具体的な取り組み>
  • 定期的に防災備品のチェックをし、入れ替えなどをしています。
  • 太陽光パネルを設置するとともに、電気自動車を2台導入、災害時の非常電力として活用できる備えをしています。
  • 防災備蓄倉庫を設け、食品や燃料、発電機などを常備し、非常時に数日事業を継続できる準備をしています。

【事業継承】

事業継承のために、社内スキルアップ研修の定期的な実施を行っています。
<具体的な取り組み>
  • 年間研修計画に基づく、研修を実施しています。
  • 自己研鑽(けんさん)を積む場として、業務に関連する知識を身に付ける勉強会を任意で開催しています。
  • 目標管理シートを作成して、個々のキャリアアップを組織的にバックアップしています。
  • 働き方改革に合わせて、さまざまなスタイルで就労できるよう柔軟な就労形態を模索しています。
  • 管理職、リーダー職への登用は、性別に関係なく取り組んでいます。
  • 正職員/非常勤職員の給与は、同一労働同一賃金を実現しています。
  • 長く働き続けたいと思ってもらえるように労働環境の改善に努めています。
  • 定年退職後に希望があれば、アクティブシニアの採用を行っています。

取り組み2

公正な取り引き 目標5、8、9、10、16

【個人情報保護】

個人情報保護規定を設け、個人情報の適切な管理を行っています。
<具体的な取り組み>
  • SNS、広報誌等に掲載する際に、対象者、ご家族からの許可を得ています。

【知的財産保護】

法人のみの価値にとらわれず、関係機関、団体と協力し、新たな価値の創造を意識して行動しています。

【サプライチェーン管理】

定期的に権利擁護・虐待防止、ハラスメント防止のための研修を実施しています。
<具体的な取り組み>
  • 全職員を対象として、権利擁護、虐待防止研修を継続的に実施しています。
  • ハラスメント防止研修を実施しています。

取り組み3

人権・労働 目標3、4、5、8、9、10、16、17

【差別・ハラスメントの禁止】

子育ておよび介護などの両立支援制度の拡充に取り組んでいます。
<具体的な取り組み>
  • ハラスメント防止研修を実施しています。
  • 働きやすい職場、働き続けたい職場づくりをめざし、育児休暇、介護休暇制度を浸透させ、取得しやすい風土づくりに努めています。
  • 日々の業務を振り返るチェックシートに法人で定めたハラスメント等を意識する文言を設け、各自が意識して取り組めるようにしています。

【労働安全衛生】

健康診断の受診の徹底や、ストレスチェック等に取り組み、職員の心身の健康を守ります。
<具体的な取り組み>
  • 希望者および年齢帯別にメンタルヘルス研修を実施しています。
  • 社会保険労務士による労務管理の研修を実施しました。
  • 介護用リフト、ベッドなどを活用し、支援時の身体的負担軽減を図る取り組みをしています。
  • 定期検診、希望者へのインフルエンザなどのワクチン接種等にも取り組んでいます。

【ダイバーシティ経営】

多様な人材を募集するため、シルバー人材や外国人材を受け入れられる体制強化に努めています。
<具体的な取り組み>
  • 外国籍の方の支援について積極的に取り組んでいます。
  • 事業所を紹介するリーフレットに外国語の注釈をつけました。 ※児童発達支援事業所「つみき」
  • 管理職、リーダー職への登用は、性別に関係なく取り組んでいます。
  • 育児休暇制度、産休後の復帰支援を推進しています。
  • 子育ておよび介護などの両立支援制度の拡充を図っています。
  • 定年退職後に希望があれば、アクティブシニアの採用を行っています。

【人材育成】

業務に必要な知識が習得できるように、日常的なOJT体制とともに、年間研修計画に基づいて研修を実施しています。
<具体的な取り組み>
  • 業務に必要な資格取得を後押しするため、自己啓発支援制度で費用を補助しています。
  • 自主研修制度により、スキルアップのための研修受講を後押ししています。
  • 任意参加の勉強会を実施し、学習機会を提供しています。

【公正な待遇】

雇用形態にかかわらず、職員の公正な待遇整備に取り組んでいます。
<具体的な取り組み>
  • パート職員の待遇改善について、具体的な検討を行っています。
  • パート職員にも正職員と同等の研修機会を提供しています。

【健康への取り組み】

定期的なチェックシートを実施、面接をすることにより、心身状況の把握、状態に合わせた労働生産性の改善を図っています。
<具体的な取り組み>
  • 事業所のWi-Fiを職員に開放しています。
  • 感染症対策、業務省力化を推進するため、部署をまたぐ会議や全体での研修機会をオンラインミーティングにて実施しています。

【ワークライフバランス】

希望に応じた有給休暇取得の推進、時間単位の有給休暇取得により、家庭と仕事の両立を図るワークライフバランスを推進しています。
<具体的な取り組み>
  • 育児休暇制度、産休後の復帰支援を推進しています。
  • 子育ておよび介護などの両立支援制度の拡充を図っています。

【DXの推進】

ICTを活用し、業務の効率化、ペーパーレスの促進に努めています。
<具体的な取り組み>
  • 各部署にWi-Fiを導入して、オンラインでの会議が実施できます。

取り組み4

環境 目標2、7、9、11、12、13、14、15

【エネルギー・温暖化】

CO2削減を目的として、公用車に電気自動車2台を稼働させています。

【3Rの推進】

ICTを活用し、ペーパーレス化の推進とともに、3Rを心掛けた取り組みをしています。
<具体的な取り組み>
  • ウォーキング中に空き缶を拾ってリサイクルしています。

【再生可能エネルギーの利用】

再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組んでいます。
<具体的な取り組み>
  • 太陽光発電パネルを導入しています。
  • 公用車として電気自動車を2台運用しています。

【食品ロスの削減】

施設での食事は事前注文制とし、廃棄食品を削減する取り組みをしています。

【森林資源の循環利用に向けた取り組み】

わずかではありますが、地域で手つかずの林や休閑地の保全活動にご利用者とともに取り組んでいます。

【環境に配慮した交通手段】

公用車として電気自動車を使用し、環境保護を推進しています。

取り組み5

社会・地域貢献 目標9、10、11、17

【ユニバーサルデザイン】

国籍、年齢、障害、性別にとらわれず、多様な人々が事業に参加しやすい環境をつくっています。
<具体的な取り組み>
  • 外国籍の方の支援について積極的に取り組んでいます。
  • 事業所を紹介するリーフレットに外国語の注釈をつけました。 ※児童発達支援事業所「つみき」

【地域への参画】

災害時は法人の設備や建物を提供、活用し、地域の支えになれるような取り組みをしています。
<具体的な取り組み>
  • 太陽光パネルを設置するとともに、電気自動車を2台導入、災害時の非常電力として活用できる備えをしています。
  • 日常的なクリーン活動(地域のゴミ拾い)にご利用者とともに取り組んでいます。

【地域資源】

地元の会社とのつながりや、地域産物を積極的に取り入れています。

【社会課題解決】

地域の方々の有機的なつながりを創造するため、敷地内に芝生広場の造成に取り掛かっています。

【若者の地元定着等】

県内に縁のある若者の就職を推進する活動を積極的に行っています。
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